KANZASHI
「でもこんな奥の部屋が
あるなんて知らんかった。
でも、なんで今日はここなん?」


「ああ、うん。
今日はマスターの手料理を
食べようと思って。」


「マスターの手料理!?」


「うん。 名付けて、
マスタークリスマスディナー!!」


「マスタークリスマスディナー!?」



名付けるほどの名前じゃないけど(汗)


クリスマスディナーって、
雅宏、クリスマスを特別な日として
過ごすつもりやったってこと?



雅宏は完全にクリスマスなど
意識して無いんだと思っていたらから、
私はそれだけでうれしくなった。



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