KANZASHI
「このサンタとトナカイ
可愛いねぇ~。」


私は気を逸らす様に
サンタとトナカイの人形に
目を向けた。



「気に入った? ならあげる。」


「ええっ!? アカンよぉ、
この店のやつでしょ?」


「フッ、ちゃう。
それは俺が用意した。」


「えっ!? そうなん!?」


「うん。」



なんで雅宏が・・・?



< 203 / 331 >

この作品をシェア

pagetop