KANZASHI
それから私は毎日頑張った。


早く仕事を覚えて、
一日も早く製品作りに参加したい!!


毎日、必死だった。



「戎さん、頑張ることは
いいことやけど、
無理し過ぎないで。」


「はい。」


菊池さんはいつも
こんな風に声を掛けてくれる。



菊池さん・・・///


私が想い描いていた夢が
今、ここにある・・・


幸せだなぁ~・・・




そんな幸せを感じながら
毎日働く私の元に、
一本の電話が掛かって来た。




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