KANZASHI
「まったくぅ・・・」


私はそんな麻帆に苦笑いをした。



でも、そこまで喜んでくれたら
私も嬉しいわぁ。


こんな私をまだ必要としてくれてる、
私じゃないとアカンって言ってくれる、
こんな嬉しいことはないわ。


私、歌えるかなぁ・・・



やるからには全力でやる!!

なんとしても、
期待に応えんと・・・



なんだかんだ言って
心躍らせてる私がいた。


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