甘の邪鬼 ~ツンデレ彼女×イジワル彼氏~
今、あたしを置いて教室を出て行こうとしてるのは、親友の南麻里。
中学・高校と一緒で、今は同じクラス。
いつも明るくて、頼りになるお姉さん的存在。
バカでおっちょこちょいなあたしに比べて、
麻里は勉強も運動もバッチリで、ホントに羨ましい。
あたしは急いで数学のノートを片付け、お弁当箱を持って麻里を追いかけた。
*
屋上のドアを開けると、麻里が日陰に座っているのが目に入る。
今日は天気が良いせいか、もう秋なのに日差しが暑いぐらいだった。
あたしは麻里に駆け寄り、座ってお弁当箱を開く。
「もう、天音来るの遅いよー!」
「ごめんごめん」
あたし達はそれぞれの箸を取り出して、
他愛のない話をしながら、お弁当を食べ始めた。
中学・高校と一緒で、今は同じクラス。
いつも明るくて、頼りになるお姉さん的存在。
バカでおっちょこちょいなあたしに比べて、
麻里は勉強も運動もバッチリで、ホントに羨ましい。
あたしは急いで数学のノートを片付け、お弁当箱を持って麻里を追いかけた。
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屋上のドアを開けると、麻里が日陰に座っているのが目に入る。
今日は天気が良いせいか、もう秋なのに日差しが暑いぐらいだった。
あたしは麻里に駆け寄り、座ってお弁当箱を開く。
「もう、天音来るの遅いよー!」
「ごめんごめん」
あたし達はそれぞれの箸を取り出して、
他愛のない話をしながら、お弁当を食べ始めた。