空に染まる。
と、言う事は…


「幽霊は詩穂でしょ!」


だから二十六日の夜もいた。


「多分そうね。あの晩も探してた。」


なんだ…なんか残念。


「帰りましょう。」


「探し物は?」


「いいのよ。」


私達は歩き出した。
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