世界の果てまでキミと一緒に。




「藤堂、調べてくれて、話してくれて、ありがとうな。藤堂に頼んで良かったよ」



俺は藤堂の提案を無視した。



「社長!何言って……」


「俺、約束するよ。ちゃんと桜子を愛し守っていくことを……」



そして、俺は顔を上げ、藤堂に精一杯の笑顔を見せた。


例え、愛する事を許されない相手だったとしても――……。




―千尋Side end―




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