世界の果てまでキミと一緒に。




「シャワー、浴びて来ます……」


「はい」



私はベッドから降りた。


彼が放った欲がこぼれそうになる。


それが、こぼれないように太ももをピッタリくっつけた。


ベッドの方を見ると、白いシーツの上に真っ赤な血と液体が付いていた。


さっきまでの出来事が夢なのか現実なのかわからず、でもベッドを見た時、私はさっき彼に抱かれたんだという現実に引き戻された。




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