世界の果てまでキミと一緒に。



1週間振りのキス。


それだけで彼のモノを欲するように身体中がキュンと疼く。


彼の舌が口を割って入り、私の舌に絡む。


それに応えるように彼の舌に自分の舌を絡めた。



「……んんっ」



キスだけで感じた私の口から声が漏れる。


さっきまで静かだった部屋に水音が響き、2人の激しい息遣いが響き渡る。


キスをする彼と私の間に、暖かな春風が吹き抜け、彼の甘い香りがフワッと香る。


キスと甘い香り、それだけで身体中ね力が抜けて倒れそうになる。


彼の唇が離れた。



「俺に抱かれたくてしょうがなかったんだろ?」


「ちがっ……」


「違う?へぇ……」



彼はそう言って、ニヤリと笑みを浮かべた。




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