甘いkissを君にあげる







うそだよ



そんなの‥!!!!




けど、思うんだ




綾音は嘘をつかない。





この綺麗な瞳が

嘘を付くはずがないんだよ…



でもこの時だけは






綾音を嘘つきと思った。




「隠さなくていいよ」




「‥‥‥!!」





いつも読まれちゃうね‥

綾音、アナタはエスパーですか‥‥‥




「ゴメンナサイ‥」




言い訳なんて出来ないことくらい分かってた

でも




「でもっ!――」





言い掛けようとすると

綾音の人差し指が私の唇に触れた。




「わかってる‥なにも言うな」





人差し指が優しく

唇をなぞる。




心臓がやばいっ




綾音はいつもドキドキするようなコトするよね‥



私、慣れてないから

ドキドキがスゴいの



知ってる????















< 106 / 360 >

この作品をシェア

pagetop