甘いkissを君にあげる
ギュッとスカートの裾を握り締めて目を瞑る。
そんな私を見て琉風はため息混じりに口を開いた。
「好きなもんは好き。‥‥知らねーうちに惚れてた‥///終わり」
お、終わり!?
なんだ、なんか単純。
だけど‥好きに理由なんて無いのかな?
私も琉風に知らないうちに好きになってた。
最初は信じらんないほど強引で、自己中で、変態だったけど‥‥いまはこんなに大好きなんだもんね。
「琉風‥‥」
「お前と居たら調子狂う‥‥!」
その言葉に喜んでいいのかわからなかったけど
その時は最高に嬉しかった。