甘いkissを君にあげる
綺麗な瞳が汚い私を映し出す。
琉風はなにもいわないまま私の目を捕らえてしまっていた。
「か、カナデと琉風が‥‥いい感じで‥‥‥」
もう私恥ずかしい‥‥。
「みたく、なかった‥の」
嫉妬したなんて言い無くないのに
「俺に妬いたんだ?」
認めたくないけど、首を縦に振った。
「なーんだ結構かわいいじゃん」
「な、なによ!」
冷やかしてんの!?
「褒めてんだけど〜」
「褒め言葉に聞こえなっ‥‥」
言い終わる前には琉風は私にキスしてた。
「ちょ、‥っ!!」
ここ学校!
しかもみんな見てる!!!!
周りに居た女の子は「キャ――彩音くんだぁ」とか「あたしにもキスしてぇ」とか、高い声を上げていた。
私、恥ずかしくて死んじゃいそう。
「る、かぁ!‥ぁっ‥み、んな‥見てる///」
そう言っても伝わっていないのか、キスは余計に深くなるばかり。