甘いkissを君にあげる
え、なに
どーして琉風がいるの?
夢?
絶対夢だ。
そして焦って琉風の頬に触れた。
あったかい‥‥??
「ちょ、お前どぉしたんだよ」
「え、私‥夏休みわ‥?」
「んー知らねぇけど今が夏休み」
え、ちょ、え?
「ずっと幽霊みたいんなってたけど大丈夫?」
「う、ん‥‥?」
私、被害妄想してたの?
「な、早く行こ?」
「どこに!?」
「‥海、だけど」
あぁ、思い出した。
私が無理やり海に行ってみたいって言って‥!
仕方なしに琉風がついてきてくれたっていう‥。
「え、夏月大丈夫?」
「うん!」
「んな元気にうんって言われても‥スゲェ心配なんだけど」
そう言いながら琉風はおでことおでこをくっつけた。
「////////」
ち、近い!!!!!
「る、か‥‥///」
「ん?」
無駄に色っぽい声が身体をくすぶる。