甘いkissを君にあげる
今日はいっぱい初めてのコトばっかり‥‥。
琉風のおかげかな。
「どこ泊まるのー?」
「さぁ」
相変わらず素っ気ないけど、これが琉風だもん。
それから数分後、海の近くの綺麗なホテルでチェックを済まして部屋に案内された。
「おっきいなぁ‥‥」
こーいうのも絵本とかでしか見たこと無いから凄い‥‥。
リゾート?って言うのかな?
綺麗な外観にシャンデリアや外国の置物もいっぱい。
「こちらでございます」
「あ、ありがとうございます!」
親切なホテルマンに案内されて来たのは、すんごく広い部屋で
キラキラしてた。
「入れよ」
「う、うん!」
恐る恐る中に入ると、初めての光景に胸の高鳴りがおさまらなかった。
「すごいー‥‥」
やっぱり生きててよかったなぁ‥‥。
外国のお城に来たみたい
「琉風‥広いね」
「そ?」
「そう!」
「あっそ」
「うん!」
会話にならないような会話でも琉風となら平気。
琉風と一緒に1日中過ごせるなんてこれ以上の幸せなんて無いよ//
「つか風呂入れば?雨ん中いたんだし」
「風呂?あ、うん!!」
ここにお風呂があるの?
すごい!すごいー!
「なに見渡してんだよ」
「私初めてなんだもん‥‥嬉しくって‥‥」