甘いkissを君にあげる
琉風と腕を組んだまま教室に入ると、懐かしい顔ぶれが私を出迎えてくれた。
「夏月―!久しぶり」
「ちょ、なんか可愛くなってない!?」
「こりゃなんかあったな‥‥」
「うは//だってぇ、腕組んじゃってるじゃん♪」
か、カナデ〜〜////
「ば、ちげ‥//」
「なによ照れちゃって」
琉風と中学が同じの弘果は何もなかったかのように喋ってた。
琉風と喋る女の子って、みんな真っ赤になりながら喋ってるのに。
私も中学同じがよかった――!
「夏月、なにがあったの?」
紗南、一段と美人になってる‥‥。
「な、なにも!」
「あやし〜〜」
相変わらず変わらない明梨。