甘いkissを君にあげる

君臨した不幸






いつもと変わらず朝の学校の廊下を歩いた。




有華に会ってから一週間後の今日。




けど別に、たいしたことは無い。




琉風とは普通だし、紗南たちとも順調。



てか、ちょっと順調すぎて‥‥怖いくらい。





「おっはよぉ!夏月っ」



「あ、カナデ、おはよ♪」




最初はカナデって、可愛すぎて絡みにくかったけど、いまは凄く仲がいい‥‥はず。




「夏月!カナデ!おは〜〜」




元気いっぱいな明梨もいつもどうり健全。




今日もいつもと変わらない日がくるって思ってた。




「ねね、今日ね転校生が来るらしいよぉー」




「弘果、それマジ!?」




「マジマジ!女の子だって!」




「うそぉ、カナデ人見知りだしぃ」




いや、カナデ、人見知りじゃなさそうだけど‥。



って、転校生かぁ。



どんな子なのかな















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