甘いkissを君にあげる
「ここでキスしろー!!」
え!!??
どこからか聞こえたその声。
クラスの男子の声だった。
「ごらぁ!冷やかすな〜!!でもキスしろ〜〜!!」
「あ、明梨!!」
明梨が1番冷やかしてんじゃんか!
教室中は琉風と私がキスする、っていう期待でいっぱい。
ど、どうするのかな!!??
「ったく、これで高校生かよ‥‥」
琉風は小さく呟いて、私の顎を軽く上げるとそのままキスした。
「っっ‥‥‥!!!!」
うそーおッッ!!!!
「キャ――!!」
「おぉ――」
「あたしたちの琉風様がぁぁ!」
周りからは色んな悲鳴。
キスは長いキスじゃなかったけど、周りの興奮は最上級。
恥ずかしすぎて死にそう‥‥/////
そのまま私の耳元まで顔を近付けて
「これ以上やったら押し倒しそー。」