甘いkissを君にあげる
顎を上げられたら瞬間
目と目がぶつかる。
口角を少し下げた彼
うわぁ‥‥瞳の色
スッゴくきれい‥
なんとも言えない
強いて言うなら‥‥
オーシャンブルー。
「お前、俺に見とれんな。」
「‥‥‥」
性格はあんまり良くないみたいね‥‥。
「と、とととにかく!私はあの封筒を渡しにきただけですから!!!!」
どうか帰らしてください!
落ちてしまっていた封筒を一生懸命指で指す。
「帰さねー」
「えぇえ‥‥」
「んな露骨に嫌そうな顔すんなよ」
だって
ほんとに嫌なんだもん。
こんなきれいな目で見られたら、私、‥‥。
「口止め。」
「‥‥え?」
彼の顔が近づいてくる。
避けることなんてできない。
私はそんなに反応が早くない。
「っ‥‥!!!!!!!」
気が付いたトキには
重なっていた唇。
「ん、んぁ‥!!!!」