甘いkissを君にあげる







私が泣いてるとき

いつも抱き締めてくれた。




私が抱きしめ返したら


琉風はもっと強く抱き締めた。





あの感覚が大好きで



琉風しかいないって思った。





「離して!!!!」




身体はすんなり離れる。



あ、れ‥‥?





「ほら、琉風じゃなきゃ駄目なんじゃん」




「だって‥‥」




「まだ遅くない‥から」





そう呟いて去っていった。



まだ遅くない‥かぁ。




明日





明日学校に行こう。








全部‥‥話そう‥。

















そう思ってたけど

もう遅かった。


時間は進んでた‥‥。














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