甘いkissを君にあげる
「‥‥は?」
「ゆ、有華に!!」
言っちゃった‥。
ちょっとスッキリした、かも。
ずっと黙ってるの
しんどかった。
「有華って‥あいつ?」
「そうだよ‥」
それからまた話した。
中学が同じで
イジメられてたコトを隠したくて、
親がいないコトを隠したくて、
有華の言いなりになって‥‥琉風を振ったコト。
言い終わると
琉風は目を見開けてビックリしてた。
「はぁ‥‥」
ため息!?
「なんで隠すかなぁ‥」
「嫌われるのが怖かった‥‥いまの私は、昔の私じゃない‥‥」
「嫌い?ありえねぇ」
「え‥?」
「そんなコト、いつでも聞いてやったのに」
それって
それって‥‥
嫌いにならないってコト?