甘いkissを君にあげる
琉風は結構派手なイメージがあったから‥‥。
まるで勝手に作られた部屋って感じ。
びっくりするほど綺麗で、なんとなく生活感も無い。
「お邪魔します‥‥」
「どーぞ」
この部屋で琉風は寝たり着替えたりしてるのかな?
生活してるのかな‥?
「座れば?」
「あ、うん!」
ドアの前に座る。
冷たい部屋‥‥。
「こっち来いよ」
「え、あ、//」
「早く」
「は、い‥//」
まただ。
身体が琉風に吸い寄せられる。
「ここ」
「え!?//」
ポンポンと自分の膝の上を叩いて、ここに座れって意味!?
心臓やばい!
ドキドキいってる。
「ったく、おせぇよ」
「きゃ‥!!//」
バッと腕を引っ張られた。
目をあけると琉風の首に手を回して抱きついてた。
「ぎゃ――!/////」
慌てて手を放したけど時は遅し。