甘いkissを君にあげる
Side琉風
自分の生まれた日なんて忘れかけてた。
誕生日だからなにがあるとか、そんなん昔から無かったし。
だから夏月に誕生日を聞かれたトキも別になにかするとか全く考えてなかった。
けど夏月がデートに誘ってきて、その夏月が無邪気に嬉しそうだった。
アイツのコトだから何考えてんのかしらねぇけど‥‥別に楽しみにしてなかったワケでもない。
駅の改札で手を振る夏月。
いつも道理で安心した。
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