甘いkissを君にあげる







自分の家が嫌いだから。




あの家に居ると俺が俺じゃなくなる。





でも夏月の目がキラキラしてて、本当なら無理って言うのに‥OKしてしまった。





つか家来たいって



どーいうコトかわかってんのか?





襲ってって言ってるのと同じだっての。






駅を出た瞬間から


家に彼女と行くのが嫌だった。





それを気付かれないように普通を装ってたつもりだけど‥‥意外とアイツは気付いてたのかも。






家に付くと、夏月は足を止めて



「おっきいねぇ‥」




そう言って家を眺めていた。





緊張してんのか中々家に入って来ねぇし、


家に入ったと思えば部屋にも入って来ない。















< 311 / 360 >

この作品をシェア

pagetop