甘いkissを君にあげる






「緊張してる?」




ワザと顔を近付けて、夏月の反応を面白がる俺。



夏月が可愛すぎるから悪いんだ。





「離れて欲しい?」




口が勝手に動く。



試したんだ。コイツを





なんのために?



しらねぇ。





もし離れたら‥‥



俺、夏月にむちゃくちゃなコトしてたかも。




俺がこの家に居ると


絶対におかしくなる。




女は必ず、泣いて部屋を出る。





なにかに取り付いたみたいに。





止めろ俺。



今回は本気で愛してんだ。





本気で付き合ったコトなんて1度もなかった。






だから夏月だけは‥大事にするって決めたんだ。














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