甘いkissを君にあげる
もうどうするコトもできない私は仕方なく買い物を行くのをやめた。
心配だなぁ。
来ると余計に心配になってきちゃった‥‥。
病院に行った気配も無い。
もちろん琉風のコトだし、薬も飲んでなさそう。
せめて氷で頭冷やしてあげたいのにそれでも琉風は離れちゃ駄目って言うし。
「よくならないよ??」
「どーでもいい‥毎日来い」
「い、言われなくても毎日来るもん!!」
「期待しとく」
「がんばる!」
琉風が風邪引いてる限り、こうやって家に来れるのかぁ‥‥。
悪くないね‥‥。
でもでも!
やっぱり元気な琉風が1番いいね。
「髪型どーしたの」
張り切ってくくったツインテールを思い出す。
「ちょ、いや、これは‥‥//」
「可愛い」
「あり‥がと‥//」
可愛いって言われちゃった‥‥♪
お世話でも嬉しいな。
「そんなんでこの辺うろつくなよ」
「どーしてぇ!」
「この辺アレだ。ゲホッ、治安悪ぃし」
「心配してくれてるの‥‥?」
「‥‥知らねー」
心配してくれたよね!?
「嬉しい!」
身体が反射的に琉風に抱き付いた。
「琉風に心配してもらえるなんて‥‥///」
幸せすぎる。