甘いkissを君にあげる
「離れろ‥風邪移んぞ‥」
「いいよ‥琉風にお見舞い来てもらうもん‥」
「あっそ」
頭が温かい感触に包まれる。
「‥‥//」
頭撫でられてる‥‥。
おばあちゃんにしかなかったな‥こーゆの。
すごく胸が温かくなる。
キュッと埋めていた顔を上げると、琉風の顔との距離‥‥近すぎる。
「!!!!///」
すると更に顔が近づいてきて‥‥
チュッと音を立てて髪にキスされた。
それからまぶた、頬‥‥
唇‥‥‥‥。
「移しちゃわりぃから今日はおしまい」
「えぇ‥‥」
もっとしてほしい。
琉風の唇は熱を帯びていて、私の冷たい肌に溶けていく。
「もっと‥‥」
「!?」
「キス‥したい」
言葉を放つとすぐに身体が動いていた。
「夏‥‥ッッ‥」
私から琉風にキスしてたのだ。
止まらない身体。
やめられないキス。
「ン‥っ‥」
琉風の声が漏れる。
すごくすごく‥色っぽい声。
「ちょ、夏月‥!?」
「ゴメン‥身体が勝手に‥‥」
「大胆すぎだって‥」
「る、‥ふぁ‥、ッッ」
いつもみたいな強引で
優しいキスの雨が降る。