甘いkissを君にあげる
あ、電車だ‥!
通勤ラッシュの電車は
学生やサラリーマンで溢れかえっている。
私もその1人‥そう思うと
なんだか鳥肌が立つ、変な感じがした。
ちゃんとした高校生活、送れるかな‥?
正直、恋とかどうでもいいんだ
友達と上手く付き合えるか心配だなぁ‥
「はぁ‥‥」
小さくため息をつく。
高校のある駅に着き、電車を降りる。
よし、がんばろう!
ギュッと死んでしまったおばあちゃんのお守りを握って、また歩き出した。