甘いkissを君にあげる







10分ほど歩くとそこには私の通う高校があった。




ヤバ‥‥緊張してきた!!




キューッと胃が痛くなる






と同時に誰かが私の背中をポンッと叩いた。






「きゃっっ‥!!!!」





「よーっ!キミ、可愛いねぇ♪」




「‥‥!!????」





慌てて振り返ると

すごく美人な女の子が立っていた。



何この子‥モデルさんみたい‥‥‥‥‥




かるく見とれていると





「ねね、キミも1年だよね??」




「あ、はいっ!」




「何故に敬語っ!!???‥‥まぁいいや、一緒に行こーよ♪」




「あ、私なんかでいいの‥?」




「なーに言ってんの!キミがいいの!」






え‥‥‥


私がいいって‥‥



言われたの‥初めてだ‥




嬉しさの余り

ついついニヤケてしまう始末。









「さ、行こっ!」




「う、うん!!!!」





そう返事すると

彼女はフッと微笑んだ。













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