甘いkissを君にあげる








小さな吐息が聞こえる。



それすらも愛しくて



俺はまたコイツを好きになる。





あの入学式の日

偶然出会った保健室

目を疑った。


なんでコイツが?って思ってた


今しかないって

そう思ったんだ。




でも告白とかそんな水くせぇことしたことねーし、女とは適当にしか付き合ったことねぇから‥‥



あんな風な言い方しかできなかった



『今日から俺のな』って‥‥若干後悔してる‥。





正直不安だったんだ。


コイツの気も知らずに俺の女にして、コイツはどう思ってるのか。





でも分かった。




さっきコイツは

確かに

『好き』って


そう言ったよな?















< 67 / 360 >

この作品をシェア

pagetop