甘いkissを君にあげる
「あーっと‥‥楽しみましょう」
これくらいしか無かった
なのに‥‥
みんなは笑う。
私、変なこと言った!?
「よし、戻れ」
心臓が痛い
みんなの笑い声が怖い。
あの日を思い出す
忘れなきゃ
忘れなきゃ‥!!
「ぅ‥‥っ」
突然、吐き気がした。
キモチワルイ‥
自分の居た場所に戻ると、紗南たちが喋りかけてきた。
でもそんな紗南たちに
私はただ
お腹を押さえながら笑って、相づちをすることで精一杯だった。