甘いkissを君にあげる
入学式なのに元気無いなぁー
そう思ったあたしは
思い切って彼女に話し掛けたんだ。
それが夏月との出会い
夏月はすごく可愛かった
なのに夏月は自分が嫌いみたい‥‥
いや、嫌いじゃなくて‥
自分が憎いんだと思う。
夏月は自分のことをあんまり話したがらない。
そんな夏月から1つ、聞いたことがあった
――自分に親はいない
どーいうことかわからなかった。
だけど聞けなかった。
聞いちゃいけないんだ
だから夏月はいつも
自分でお弁当を作ってくる
夏月はまだ高1なのに
結構すごいお弁当だった。
前に卵焼きをもらったとき、あたしのママのよりも美味しいと思ったくらい‥‥ww