高校生社長




勝ち誇った顔で翔太を見ていると、

相変わらず突き刺さる視線……




………あれ?


女子の皆さんの目が怖いです。



え、あたしから

繋いだわけじゃないじゃん…。



げんなりした表情を浮かべて、

翔太をキッと睨む。


弟はどこ吹く風。

見知らぬ振りをして宙を仰いでいる。


むかつく。




「…ちょっと入れて」

「え?」



急に頭上から声が聞こえて、

振り返ってみると……



「!!」



< 59 / 186 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop