高校生社長






「はぁ…」

「ま、大丈夫だって。
 いざって時は守ってやるから」

「………黙れ、翔太」

「え、ええぇぇぇえ!?
 普通“ありがとう”だろ!!」




大袈裟な翔太に鞄をぶつけて、

コーヒーをコクリと一口飲む。




あー……今日は

なんかよくわかんない日だったなぁ。



やっぱ仕事に恋してるかも、あたし。




「…今日は早く寝よっと」




そう呟きながら、

お風呂場へと向かった






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