海の記憶に残る恋
シンジとまゆは簡易休憩所へと戻ってきた。




おかえりー、と従業員のみんなが温かく迎えてくれた。




怖かったかどうか、何人かの人に聞かれた。




まゆが、とても怖かった、とみんなに言っていた。




浜辺では焼き肉パーティーの準備が着々と進んでいるようだ。




台がセットされ、その上に鉄板がのっている。




おそらく鉄板の下に炭か何か入っているのだろう。




鉄板の下から煙りが上がっていた。
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