海の記憶に残る恋
あやがバッグから何かを取り出した。




シンジは再びあやの方に寝返りをうった。




あやは本を読みはじめた。




「何してんの?」




シンジは眠そうな声で聞いた。




「見てわからない?これを読書というんだよ」




あやがシンジの目をじっと見つめて言った。
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