海の記憶に残る恋
その日はもう帰ることにした。




蛇のことは誰かに聞いてみようと思った。




翌日、シンジはいつものとおり簡易休憩所で働いていた。




そして昼過ぎになり、客足が途絶えてきた。




シンジはゆうべの蛇のことを誰かに聞きたかった。




ちょうど、ホールに立っている女子大生の女の子が暇そうにしていた。




あやという女の子である。




シンジはあやに話しかけてみた。
< 14 / 202 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop