海の記憶に残る恋
「なんだか寂しいよ」




シンジは切なそうにまゆに話しかけた。




まゆも寂しそうだった。




「バイト、楽しかった?」




シンジはまゆに聞いてみた。




「うん」




まゆの雰囲気を察して、シンジはまゆの隣に座った。




しばらく二人とも黙っていた。
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