海の記憶に残る恋
「バイト、楽しかった?」




もう同じ展開でいいや、とシンジは思った。




「うん」




二人は黙ったまま歩き続けた。




しばらく歩くと、お互いの帰る方向が異なる場所まで来た。




ここでお別れだ。
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