海の記憶に残る恋
その日、シンジが働いていると、あやから話しかけられた。




「あのさ、シンジ、この簡易休憩所から南西に行ったところに沼があるの知ってる?」




この間の話の続きだな、とシンジは思った。




しかし、沼ってなんだろう。




「え、沼?知らないよ」




シンジは聞き返した。
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