海の記憶に残る恋
「ふーん」




あやは視線をそらした。




そして、少し考えてから言った。




「ねえ、今日、簡易休憩所が終わったら、そこに私も連れてってよ」




意外な提案にシンジは驚いた。




「うん、いいよ。僕も一緒に見に行ってもらいたい」




そのようなやり取りの後、店にお客さんが入ってきた。
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