海の記憶に残る恋
三人は、店でフロートやビーチボールを借り、海のほうへ向かった。




シンジは水着姿の二人を見て思った。




顔はまゆのほうがかわいいけど、スタイルはあやのほうがいいな、と。




人のいない雨の浜辺で、三人ははしゃいで遊んだ。




フロートで波に乗ったり、ビーチボールをパスしたりして遊んだ。




気温が高かったので寒くは感じなかった。




時間がたつのを忘れて遊んだ。




やがて、日が傾き始めてきた。




そして、雨が次第に止んでいった。




最後には雲ひとつない空になった。
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