海の記憶に残る恋
「ねえ、二人は子供のとき、どんな子供だった?」




あやが話しかけてきた。




「そうだな、あまり目立たない子供だったよ。




そんなに自己主張とかもしなかったし。




割となんでも周りにあわせる子供だったかな」




シンジが答えた。




シンジは再び夜空を見て、あれはなんていう星座だろう、などと思ったりした。
< 64 / 202 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop