海の記憶に残る恋
まゆはふと、遠くのほうで数人が集まっているのが見えた。




「あれ、あそこに誰かいない?」




まゆが人がいる方向を指した。




シンジとあやがその方向を見た。




「本当だ」




「何しているのだろう」




人が数人、浜辺に集まって何か作業をしている。




「ここからじゃよくわからないね」




「ま、放っておこう」




三人は会話に戻った。
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