海の記憶に残る恋
それでも、簡易休憩所が閉まる午後六時以降は暇だった。




寝るには早すぎる時間である。




何かすることを見つけようと考えていた。




そこで、シンジは散歩することを考えた。




浜辺に沿ってずっと歩き続けてみようと考えた。




疲れたら帰ればいい。




浜辺に沿って歩くのだから道に迷うこともない。
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