♀イケメン転校生君♂

教室には行かずに.屋上に行きかけた…っでも…

「ゆうすけくんっ!!」

ゆ…き?とゆうすけ。

「ん?」
「うち.ゆうすけくんのことが好き!!大好きっ!!」
「は?」
「ごめん。急に言われてもムリだよね。」
「え?…」

ぎゅっ

「ゆうすけくん.うち.絶対諦めないよ。付き合ってくれるなら.離れる」

胸が痛い。早く.早く離れてよ………
もう…見てらんないっ

ガチャッ!!

最悪…ドアの音.大きすぎる。

「れっな!!」

聞こえてないっ!!早く.早くこの場から逃げなきゃっ!

『うっ(泣)』
「おいっ!れな?」

この声は……

『りょうす…け?』
「こんなとこで.何してんだよ?あ.泣いてんの?」
『ううぅっ(泣)』
「ゆうすけ…か?」
『ううぅーっ(泣)』
「そっか。俺の家近いからおいで?」
『うん』
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