不良少女とストーカー!?②~新たな出会い達~
「分かった。んじゃこれは、
お互いの内緒話にしない?
2人だけの愚痴り大会♪(笑」
「おぉ、いいじゃん!
乗ってやるよ、その大会に!!」
こうして、俺ら2人の愚痴り大会が
始まった。
「んじゃ、拓さんどうぞ♪」
すっかり上機嫌の平野に
こんな重くなるような話をして良いのか?
もしかしたら、
聞かなかったことにするなんて
言い出したりしないか?
でも、そんなことあったって
もうどうでもいい。
俺は、平野に話し始めた。
「俺がみんなの前からなくなったのは、
……そのっ…、えっと…『拓。』」
「え?あっ、何?」
「今回は、あたし
マジな方で愚痴るつもりだから
拓もマジでかかって来い!!」
…ははっ。
やっぱり平野さんには
俺、一生かかっても
勝てる気しないわ。