キケンな嘘つき猫。

成長した私は親の愛情なんて知らなくて、毎夜さ迷った。


そんな時に、あいつへの想いに気がついて

泣きつづけた夜に


「大丈夫?」


佐原と出会った。


気ままな猫の私を懐かせた、大人で優しいやつだった。

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