西野くんの偽カノジョ
「それであんなにお客様がいるんですね。
あたしもひとみに引き継いで頑張ります!」
並んでいるお客さんが帰っちゃったりしないようにテキパキやらなくちゃ!
あたしはおじさんにおばさんとレジを代わるように言われて代わって
朝から働いているひとみを上がってもらうために一生懸命頑張った。
大好きなスイーツに囲まれながら仕事をしているから食べたくはなるけど、忙しくても決して苦ではなかった。
それから仕事に熱中している時は西野くんのことを考える余裕もなくて
みんなにバレて迷惑を掛けることなく仕事することができた。
そして、ケーキとサイドメニューすべて売り切れたので今日は早く仕事が終わった。