プロポーズをさせましょう【完】
付き合い始めて初めてのたくちゃんの誕生日。
付き合い当初からたくちゃんの城好きは知っていたから、誕生日プレゼントに城のプラモデルをプレゼントしたら興奮して寝ないで城を完成させていった。
あたしはというと、途中まで城の完成を横から眺めていたがいつの間にか眠りこけていた。
これじゃあいけない!と思い立って2年目のたくちゃんの誕生日。
あたしの友達数人とたくちゃんの友達数人でロッジを貸し切りにして小さな誕生日パーティーを開催。
最初はお祝いムードで良かったけど、みんなの話が互いの趣味の話になった途端、たくちゃんの目付きが変わって城の話で大盛り上がり。
唯一、みぃちゃんだけが苦笑いしてたけど。
と、まぁこんな具合に「城」という存在に甘々な誕生日を邪魔されている。
今年こそはっ!!!
たくちゃんと甘々な誕生日を過ごすんだ!!!
って思っていても………。