藍色のキミへ
いつも通りに、取材をこなして会社に戻る帰り道。
俺は、何度も何度も目を疑った。
ずっと、会いたかった人をこの目で見つけたんだ。
友達と大勢でいる向こうは、気付かなかないと思っていたのに、向こうも俺に気付いて友達に何か言って、こっちに歩いてきた。
会いたいと思い続ければ、会えるのかもしれない。
もしかしたら、この世界に奇跡や運命ってあるのかもしれない。
なにがあるのか、わからない。
辛いこともあるけど、嬉しいこともあるから人間生きられているのかもしれない。